初回は「株式市場等の見通し」
株メンターの株ブログ、へようこそ。株メンターです。
初回は、ご挨拶代わりに、日本・世界の株式市場見通しを述べましょう。
楽観は禁物、調整は続く可能性もあると思います。
アメリカの重要な変化の影響を受けるとの考えからです。
今年1~2月に、重要な変化がアメリカに起きました。
①「長期金利の長期下落トレンドの転換」と、
②「巨額の財政出動、決定」 です。
単に物価・賃金からインフレ懸念が台頭しただけに留まらず、
財政支出のための債券需給の悪化で、アメリカの長期金利は
上昇せざるを得ないのではないでしょうか。
仮にインフレ懸念が和らいでも、金利上昇が止まらない。
アメリカの長期金利は「世界の金融の体温計」。
継続的上昇は、大変化をもたらします。
まず、世界の株価が下落し、逆資産効果で景況悪化。
そして、ドルでファイナンスされている世界中の国々から
資金が引き揚げられる。新興国リスクが台頭しやすくなる。
日本株は、この「世界の金融の体温計」の影響を受けることになります。
政治では、安倍内閣が代われば、株価には大きくマイナスです。
代わっても、外交でのリーダーシップを維持し、貿易摩擦の防波堤となれる
ような人は他にいないでしょう。
要注意です。
株メンター