昨日6月19日で、日本の株式市場は下げ相場に転換した可能性がある。
米中貿易摩擦懸念と円高がきっかけだ。
昨日アメリカ株は引けにかけ下げ渋るが、上値は重い。
今の世界金融市場には貿易摩擦以外にも3つのリスクが存在する。
他に、欧州政治リスク、新興国リスク、地政学リスクだ。
これらを避けて、市場のリスクマネーは米債市場に逃げているとみられる。
従って米債が買われ、金利は低下している。
アメリカ長期金利が過熱気味の米景気にも拘わらず上昇しないのはこのためだと考える。
つまり、4リスクが表面化すれば、都度株価は下押し圧力を受け、
リスクが一巡すれば、アメリカ長期金利が上昇し、これも中期的には
株価上昇を抑制する要因だ。
いずれにしても株価は、日本、アメリカ、そして世界的に上昇しづらい
状況になりつつあるように思う。
2017年のトランプラリーから一転、2018年はトランプリスクの年。
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