今朝の日経には、投信の顧客の運用損益を
銀行別に開示するとの金融庁の指示を受け、
みずほは約5割、三井住友は約6割がプラスと
発表したとの記事があった。
以前、投信を販売する29行で、顧客の46%が
損失を抱えるとの金融庁調査を紹介した。
投信の運用者であった私が思うことは、
「プロの運用者のレベルには大きな差がある」
「皆、プロだから上手、でもない」
ということだ。
さらに、
「運用者のレベルが安定している訳でもない」
ということも、言える。さらには、
中小型日本株投信も最近では米株を組み入れたり
しているらしい。中身も変わるようだ。
個人投資家の資産作りは、決して投信選び、はない。
そこには、「やはりプロが運用してるのだから、私が
考えるよりいい運用をしてくれるはず」との期待がある
ように思うが、それは違う! 約半分は損なのだから。
そして、金融機関とは元々利害が対立しているのだから。
皆さん、自ら学び、自ら資産配分や銘柄選択を考えましょう。
投信は金融機関が作っているものです、利ザヤを考慮して。
「長期の資産作りなら、Jリートがコア資産。安定ハイインカムだから。
株は組入れのタイミングが極めて重要。」
皆さんご自身が、自ら学ぶことで、健全な投資ができるようになる。
自ら学ばず、人に言われるままに買う、よく知らずに買う、
それは、ただの運だめし。つまり、投機、バクチです。
人まねは、バクチと同じですよ。
投信に頼らず、少しづつでも自ら学びを始めましょう。
また、いきなりお金を投じるのではなく、ペーパー売買で練習
してみるのです。
是非、100年人生後半のため、「自ら」学びを始めてみて下さい。