· 

トルコ投信、解約できない?!

今朝は、風が強いが涼しく、ホッと一段落。

アメリカの姿勢は、対中、対トルコとも融和姿勢な訳では

なく、市場は予断を許さない展開が続く。

 

さて、なんと市場の急変で一部金融機関がトルコ投信を

解約停止にしたとの報道があった。信じられない!

最も肝心な時に、売買できないのだ!

しかも、高金利なので各社とも積極的に今まで販売してきた

というではないか。

 

換金リスク、流動性リスクというのは、軽視しがちだが、

極めて重大な運用のリスクだ。

株メンターは現役時代、売買の少ない中小型銘柄に慎重だった。

売買できない可能性のある対象では、話にならないからだ。

このリスクは本来、運用で取るべきリスクではない。

 

再三指摘するが、個人が投資信託を安易に頼るのは

いかがなものか。

人手を介する運用商品は、このようなことが起こり得る

ということだ。高い手数料を取りながら、でもだ。

 

銀行で販売する投信の半分は損、と以前取り上げた。

さらに、こんなとんでもないリスクも投信には起こり得る。

換金リスク、流動性リスクだ。

トルコの為替、株式、債券市場は通常通り機能し売買可能なのに・・。

 

投信はプロが運用するから、と言って、安易に投信に

投信に依存せず、Jリートや株式等でも、自分が直接銘柄を売買

できるように自ら学ぶことが、やはり重要だ。

 

自ら学ばなければ、健全な投資はできない。