今朝の日経、マーケット総合面(できれば毎日ご覧になって下さい、
運用に興味のある方。あ、日経の宣伝のつもりはないです 笑)
には、ヘッジファンドが中小型で失敗しているとの記事が
出ていた。
ああ、さもありなん。
2017年、投信の資金流入で生じた中小型の大相場、これに
「ちょうちんをつけていた」のが、ヘッジファンドだったようだ。
今、買ってはいけないのは、➊中小型株。
これから、利益成長の減速とともにヘッジファンドの投げが
さらに本格化するのではないか。
異常に安いと思われても、まだ売られるかもしれない。
今、買ってはいけない➋は、新興国債券・株。
トルコリラ債15%、17%の投信とか、平気で販売されているが、
逆張り、と向かう個人投資家が居るようだ。だから売れるのだろう。
だが、世界の新興国危機は始まったばかり。向かうは愚の骨頂、
だと思う。
トルコショックでも、世界の新興国通貨はリスクの高い国ほど
通貨安・株安は連動していた。経済では直接関係なくとも。
どこで危機が発生しても伝播する状況に既になっている。
狙っている投機筋がいるのだ。
また世界の金融市場を揺るがすリスクは、貿易摩擦・欧州政治・
地政学リスク(イラン・北朝鮮)など、山積。
どれが起きても、市場全体がリスクオフ商状になり、新興国関連は
連れて、売られるかもしれない。
改めて、下げたからと言って「買ってはいけない」対象、
でした。
余資はJリート、少しは下げるかもとみているので、少しづつ
組入れてはいかがでしょう。着実に配当狙いです。
すぐ無理に株など何かを買う時期ではないとみています。
日本株がさらに安くなるのを待つのがよいのでは。
今は上記リスクや円高が上値を押さえることがあり得るので。
現在の見方、ついでに整理してお伝えしました。