台風、地震と甚大被害が相次ぐ日本。
犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げます。
さて、Jリートについて。
上値が重い。投信の売りが一因だ。
タコ足配当のJリート毎月分配型投信の販売自粛が続く。
同投信主要上位約10社の残高を集計すると、この1年で
約16%ほど減少したがそれでも1.4→1.2兆円も、まだある。
これでは、多額の分配金捻出のための売り圧力はなかなか減らない。
もう少し急速に残高減少がみられるかと思っていたが・・。
恐らく月平均で投信からの売りが150億円程度は現在でも
続いていると推定される。
ちなみに、ここ最近の日銀の買入れは、実施される場合、1日で12億円。
従って投信売りは日銀買入れの10日~20日分近くの量。
1か月は営業日で22日前後だ。 市場へのインパクトは大きい。
しかし、だからこそ、割安に買える。
リート各社は業績堅調で配当も高水準で増加傾向なのに、だ。
大チャンス、ビッグバーゲン!
本来なら投資口価格はもっと高くていいはずだ。
投資口価格の低迷は、リート各社のせいではない。
目下純資産倍率(NAV倍率:PBRに類する指標)で
1.1倍、かつ業績堅調であり、下値不安にも乏しい。
Jリートのバーゲンは、投信売りの継続で、まだ1~2年は続きそうだ。
投信の売りに、個人投資家は総出で向かおう!
100年人生、資産作りのコアである国内債券投資は、
0%の国債ではなく、高利回りで低リスクとなった
(価格が上下に動きにくくなった)Jリートを活用しよう。