ウォールストリートジャーナルは昨夜、ムニューシン米財務長官を中心とする政府高官が、中国に対し新たな通商協議の開催を持ちかけている、と報じた。 米から中へ、逆では?
中間選挙を目前にし強硬姿勢を貫きたいトランプ大統領の意向を、本当に受けた行動なのかは定かではないが、報道されるタイミングがいい。
上海総合指数は昨日、2016年来の安値まで下げた。またお伝えした通り、ドイツDAX指数も三尊ネックライン下抜け目前だ。新興国の株価だけでなく、主要国で株価指数がギリギリの状態なのだ。大きく底抜けすると、米株にも飛び火することは間違いない。
トランプは利上げするFRBにも不快感をあらわにする。米政権は、特に今、株価に非常に神経質になっている、と感じざるを得ない。