『「お金を稼ぐ目的は、教養を学ぶため。」
とは、経済学の父、アダム=スミスの言葉。
この教養とは、
”問題を解決するのに必要な見識”のことで、
それは人文学、つまり哲学・宗教・歴史・文学。
資本主義社会のビジョンは、これらの教養の備わった
創造力豊かな人間から生まれる。
人文学を学ばない限り、持続可能な資本主義システムに
たどり着くことはできない。』
以上、
南カリフォルニア大学教授 ジェイコブ=ソール氏のことばです。
哲学や宗教というと、堅苦しくメシのたねにもならず、
退屈そうで知る意味もない、と思うかもしれません。
私もそんな感じを持っていました。でもこれらは実は、
「どう生きるか、どんな夢を持つか、お金はどう使うか、
さらにモラルや品位について考え、人格形成のベース
となる見識を教えてくれるもの」だと思います。
また、宗教を学べと聞くと、どこかの宗教に染まった
方がよい、など受け取られかねませんが、決して
そうではありません。
(ちなみに私は特定の宗教への信心はありません)
宗教では生きる道しるべ、「教え」を説きます。
どの宗教とは決めず、色々なタイプの「教え」を知る
ことが人生において有益だと思うのです。
株メンターは今なお、さらなるこれからの生き方を模索中です。
歴史を学ぶことは、運用者には必須。
今は、哲学、宗教に興味があります。
さて最後は、ヘッジファンドの帝王、ジョージ=ソロスの言葉。
「運用を志す者は、哲学と歴史を学ばねばならない。」