Jリートの公募増資(PO:public offering)、今年は年始が多かった。
2018年は月ごとの件数は以下の通り。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
6 7 1 2 2 1 3 3 1 2 件
2月の単月で7件、過去最高記録では?!
不動産売買市場において、既に物件価格は全般に高い。
年始の増資はそれを意識しての最後の増資ラッシュ、
だったかもしれない。
そして世界の金融市場に暗雲が立ち込めてきた。
米株の動き等、警戒を要する。
Jリートの経営で最大のリスクは、
「高い物件価格」。
将来の評価損候補を高値掴みすることが
最大のリスク。
今は、物件買い一辺倒の増資をする時期ではなく、
物件の入替戦略を実施する時期。
Jリート各社(運用会社)の皆さん、要警戒、です。
物件の買いはストップ、売りはお急ぎ下さい。
個人投資家の皆さん、増資は投資口価格には重し
ですが、良いリートなら、安く高利回りで買うチャンス。
要チェックです。