世界の政治の行方、不気味だ。
ドイツ、メルケル首相退任へ。
求心力の低下が既に懸念されているEUにとって、
その結束の中心人物が去る影響は大きい。
EUの一段の求心力低下は今後避けられそうにない。
イタリアの財政リスク、英ブレクジット、そして
本丸ドイツのEUの中心人物の退任、だ。
通貨ユーロの長期安定について、株メンターは
楽観していない。
また、彼女はグローバリズムの世界的旗振り役でもあり、
自国第一主義トランプの内向きな姿勢を正す第一人者、
反トランプの国々をまとめる世界のリーダーだった。
欧に限らず、反グローバリズム、自国第一主義への傾斜は
世界的に止まらない。
ブラジルでも極右「ブラジルのトランプ」ボルソナロ氏が
大統領に就任した。
自国第一主義 + 経済危機 = 国家衝突、
となったのが1930年代だ。