中間選挙を前に、トランプの
リップサービスに一喜一憂の市場だ。
トランプが自ら仕掛けた貿易戦争、
タイミングを見ながら選挙前に
自らに分が良い話をばらまく。
選挙結果、その後の市場の反応、
ともに見通しづらいが、足元
日米の好調な企業業績に陰りが
見え始めたことに加え、やはり
目を離してはいけないのが
米長期金利。
先週末の雇用統計は、注目の賃金上昇率が
事前予想通りでサプライズは無いが、
年3.1%の伸びで、3%台に乗せたせいか、
米長期金利はかなり上昇した。
10年債は3.21%と10月ピーク3.24%の手前だが、
30年債は3.45%と10月ピーク3.43%を僅かだが越えた。
潜在的な金利上昇圧力は、決して小さくない。