成績今一の投信が多いのは、なぜか。
投信を売る会社、投信会社は、残高に応じた
手数料が収入源だ。
つまり極端に言えば、運用成績が振るわずとも、
投信を売りさえすれば会社は儲かる。
だから、
売り易い投信、手数料率の高い投信が多く販売
され、成績の振るわない投信も多く残る。
この流れを是正する動きがアメリカで起きている。
投信の手数料を残高見合いではなく、
成功報酬の体系にするのだ。
運用で好成績が出たら、その稼ぎに応じて
手数料を会社が得る形だ。
運用成績が不振なら利益は出ない。
日本の投信各社は、成功報酬型の手数料体系で、
勝負してみては如何か。
純粋に運用者、運用力が会社の命運を握ることになり、
成績の悪い投信は販売できなくなる。
運用者のレベルは飛躍的に向上するだろう。
そして、運用力のない会社は確実に淘汰される。
いいことずくめではないか(笑)