先週末の金曜、日本株は、相場を牽引してきた素材、半導体関連
の主力銘柄が揃って、今まで堅調だった銘柄も含め、
引けにかけ大幅安した。前日時間外の米エヌビディア(半導体銘柄)下落の影響だ。
16日(金)半導体関連
:SUMCOー8%、アドバンテストー8%、東京エレクトロンー4%、信越化学ー4%;
任天堂―9%。
昨日米株では、新型iPhone3機種全てで生産発注を減らすとの報道他を受け、
apple株ー4%、iPhone関連やFAANG株が大幅安。
金利の低下で下値は乏しいかと見ていたが、その下支え効果を
上回る実態の悪化、業績の急悪化が足元の株価を押し下げている。
この主力どころの下げ幅の大きさは、プロの運用者にとっては
非常に痛いはずだ。指数の下げより影響が大きい。
日米とも主力銘柄からの資金流出。
大きな資金が、株式市場から逃げていることが推察される。
米割高株の代表、FAANGはもちろんだが、
割安と言われる日本株も、業績が悪化すれば、割安感は消滅する。
そこに、日産ゴーンの不正事件も。弱り目に祟り目。
アップル株価、サポートライン下抜け確定か? 注目。
再掲した。市場を決める最大の目印だ。