トランプは「中国よりもFRBが問題だ」とまで言い
(日経記事)、利上げに反対している。呆れる。
それほど、株価の下落が怖いのだ。
市場を自分の思惑で好きに動かそうとするのは、
プーチンも同様だ。原油価格だ。
ロシアも産油国、財政の立て直しは原油価格次第だ。
下がり続ければ、国は立ち行かなくなる。
当初拒んでいたOPECとの協調減産への合意を
ちらつかせ始めた。
トランプを見て、一方的な発信や、都合のいい時だけ
メディアに出る劇場型政治を、都合よく真似したいと
考える独裁的政治家は世界に少なくないのではないか。
(私の勝手な邪推だが、ロシアに加え例えば、トルコ、
ブラジル、フィリピン等)
金融市場は、彼らの発言に余計に注目するようになり、
発言に余計に振り回されるようになる。
市場は時に実体経済から乖離し余計に見通しづらくなる。
迷惑だ。
週末G20は、米中摩擦の帰趨に加え、オイル減産合意の有無
でも大注目。短期の市場の方向を決める。