超大型新規上場、久しぶりだ。
個別企業のことだが、市場に影響がありそうなのでコメント。
1987年、NTTの上場は大イベントだった。2.3兆円を集めた。
その後20年超もの長年の下げトレンド、また市場の需給に
与えた影響も印象に残る。
それを上回るソフトバンクの新規上場、2.6兆円を市場から集める。
これに投資するには、投資家は何かを代わりに売ることになる。
市場全体の需給に影響することは必至だ。
先行きが不安視される今、というタイミングが、良くない。
NTTの時は上昇トレンドの最中だった。
本来年末年始は相場は上がり易い傾向があるが、市場全体に
水を差す可能性もある。
高配当だ。だが配当性向85%とのことだ。
つまり配当はほぼ業績連動ということ。
また、ファンドも立ち上げている経営者孫氏が今、
ソフトバンクを上場させる意味も考えてみる必要がある。
個別企業の投資判断は表明しないのが株メンターの流儀。
ただ市場への影響は気になる。