原油価格が、昨日はWTIで7%超の大幅下落。
世界の経済・金融市場を見る時、商品市況の
日々チェックも欠かせない。
以下3つは押さえよう。
- CRB指数:世界の商品指数
- WTI原油先物:原油
- 金
さて、原油相場だが、ここ2か月、急落中だ。
10月高値$76.9から大台50を割れ、昨日は$46.6、
2か月経たずして約40%も下落した。
原因は、OPEC協調減産が不十分、とのことだが、
根底には世界景気の減速、とりわけ中国の景況が
影響しているとみている。
原油の値動きは商品市況全体に大きく影響する。
CRB指数と上海株の動きを合わせると、長期で見ても
山谷ではかなりの相関がみられる。画参照。
世界の景況が中国の影響等で今年の10月を転機に
下方屈折したため、原油市況、ひいては商品市況に
影響を及ぼしている、と株メンターは考えている。