アメリカ国防の要、マティス国防長官が政権を離れる。
トランプが勝手にシリアからの撤退を決めたからだ。
米議会では、メキシコ国境に壁を作ると言い張り、
民主党と対立、政府機関が一部閉鎖される事態。
米中貿易摩擦では強硬姿勢に変わりはない。
さらに、FRBパウエル議長を更迭させたい
と言い出したり・・。それは出来ないだろうが。
米大統領の暴走。誰も止める人が居ない。危険だ。
今まで、株の下落を最も恐れていたトランプは、
市場に悪影響が出ないよう気遣ってきた。しかし、
中間選挙での敗北を機に姿勢を変えたようにも見える。
”もう自分の思うようには政治・議会を動かせない。
追加の減税等の政策も打てない。
自身のロシア疑惑他への民主党からの追及も今後
激しくなる。株価維持もやりようがない・・・”
だから敗北後は、彼は自分に反対するものは全て排除し、
株が下がれば、民主党のせいにする構えではないか。
自分のせいではない、と。
「中間選挙で勝った民主党が余計なことを言うから、
株が下がった。だから、次の大統領選では私に票を」と。
あえて好き勝手に暴走して株価を下げさせ、混乱を招き、
”これは民主党のせい、嫌なら、私を次の大統領に”
と言い張るつもりなのではないか。
彼は意図して、暴走している!?
・・・混乱は続く。