2018年、波乱の日本株マーケットが終了した。
不安定さを思いきり残したままの越年だ。
改めて長期での株価指数、TOPIXの動きを確認
しよう。画を見て頂きたい。
TOPIXの月足対数チャートで、アベノミクス来の
上昇トレンドを引くとサポートラインは、
12月に明確にブレイク。
アベノミクス以来の日本株上昇トレンドの転換は、
今月で確認されたといえる。大転換だ。
例年本来なら上昇することの多い12月に
このようなサインが出ることは、重要だ。
そういえば、少し前、米中間選挙後は例年
株は上がるものだ、とかテレビで解説者が
皆言ってたなあ(笑)
2018年、株メンターの見通し通り、大転換の年となった。
当コラムでも、毎日のように厳しいコメントが多く、
辟易された方もいたかもしれない。 失礼しました。
私は決してネガティブなタイプではなく、
お化粧をした無難なコメントが嫌いなだけだ。
万年買い推奨ばかりの金融機関のコメントとは違う。
これからも、ストレートにお伝えするつもりです。
なお、来年1月も注目だ。1年を決める月、だからだ。
1月効果、という有名なアノマリーがある位、米では
税還付の影響等から過去上昇することが多かった。
しかし、たまに大きく下落する年がある。
上がりやすい1月に下落する場合、その年は
大きく下げることがある。
1月は1年の動きを表す、とも言われる。
新春からマーケットには注目だ。
年始は為替がよく動く。
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株式市場の底は、全く、見えていない。
というか、厳しい時代がこれから始まる。
その合図を明確に発信して、2018年の
株式市場は大納会を迎えた。