毎日使う食器に、愛着を感じるようになった。
殆ど趣味の世界。
色々なものを使い、そのバラエティを楽しんでいる。
大切な器も、飾っておいては宝の持ち腐れ。
割れることを恐れずどんどん使うようにしている。
最近磁器、白磁に惹かれる。
といってもよく知らない。
青白い白、透き通るような透明感のある白
が魅力。それだけだ。
白い食器と言っても、いろんな白がある。
食べ物を乗せるのに最も相応しい白とは、
わずかにクリーム色に近い白が良い、と
きいたこともある。
NIKKOというメーカーの食器がその色だ。
だが、私は、それよりも青白い白、が好きだ。
青白い透明感、肌に奥行きを感じる白が美しい。
ある展覧会で白磁の作陶家の作品に出会った。
副島さんという方の器。気に入った茶碗を買った。
品のある模様が優しく美しい。
やや大きめ、当然1点物だ。
(画:愛用の作陶家副島氏の1点物の茶碗。
どんぶりみたいに見えますが、大きくないです。
模様を接写しようと・・・写真、難しいです)
最初使えず、飾っていたが、
「使われてこそ、食器だ」と思い直し、
勇気をもって使い始めた(笑)。
美しい白磁の器に、炊き立ての白米、
それだけでご馳走です。
白に白だから、互いが引き立つ。
日々の小さな愉しみ、大切にしたい。