すごい急減速だ。
これが、2018.10から世界経済の腰折れ、を示す証拠だ。
中国の輸出入は昨年10月を境に激変している。
対米、だけでなく、輸出入全体が10月から急ブレーキ。
輸出の携帯、パソコンが減るのはまだ分かるが、
輸入が減るとは、中国の内需が、国内消費が鈍っている証左だ。
自動車輸入が30%も減少、とのこと。(日経記事)
中国社会はスマホ社会。
乞食が、道にしゃがんで自分のスマホにWEBマネーを
チャージしてくれ、とせがむ国。
膨大な人口を抱えながらも情報の伝達スピードは極めて迅速。
貿易戦争激化で企業の態度、マインドが委縮しただけでなく、
一般消費者の態度、マインドも急悪化しているのではないか。
マクロの観点からみると、中国の足元10-12月GDP実質成長率
年+6.8%のうち、輸出は2%をも占めていた。
GDP全体への影響は極めて大きく、今後景気対策等も打たれる
可能性があろうが、対策で埋め合わせることが出来るような
規模ではない大きさ、と見える。
成長センター中国を激変させた貿易摩擦の影響は、世界経済に
とっても、あまりに大きい。