市場によくある相場のリズム、パターン。
「アノマリー」とも言われる。
1月効果、というのが最も有名なアノマリーだ。
アメリカ市場由来の言葉。税制(還付)とも
関係があるようだ。
1月は確かに、日本株も上がることが多い。
一方我が国の相場格言には、
「節分天井、彼岸底」というのがある。
個人的には、そこそこ当たる、と実感
している。
1月効果で上げた後、2月がその反動、
そして3月には決算期末の機関投資家の
決算対策売りが出やすい。
例えば、昨年を思い出してほしい。
1月末高値、2月初から急落、3月末まで下げた。
今年も結局、そうなのかもしれない。
極端に不安定な中、市場心理が完全に支配する
現在のような局面では、実はファンダメンタルズ
などあまり関係なく、いつものリズム、パターン
にハマりやすいのかもしれない。
1月の上げは、ファンダメンタルズ無視の上げ
だった。パウエル効果はあったが、結局、
1月だから上がった、ということかもしれない。
週末の下げで、業績悪化の決算を発表しても
上昇した銘柄のリバウンド、が概ね終了した。
機械、半導体、電子部品等の銘柄だ。
市場には、なんとなく、リズム、
パターンのようなものが存在する。
ちょうどパターンにはまる年もあれば、
逆に動く年もある。
アノマリー、あと、有名なのは、
「セルインメイ」だ。GW高値、だ。
また、5月の前の4月は上がることが多い。
アノマリーは、知っていて損は無い。
今日も、いいコラム、だなあ(笑)