なんと、Jリート投信からの資金流出が止まった。
Jリートの魅力が再認識されつつある。
当コラムで株メンターが再三伝えてきたことが、
広く認知されるようになってきたかな?(笑)。
既存ファンドの解約売りは続く一方で、
米欧当局の金融緩和期待が、利回り商品Jリートの
相対的な魅力を高めている。
さらに堅調なリート各社の業績、そして不安定な株式市場
からの逃避資金も市場を支えているとみられる。
新たな投資家からの資金が投信に流入している。
この環境下では、Jリート市場に資金が当面入り続ける
かもしれない。特に金利面からの魅力は大きい。
しかし一方で、投資口の上昇は利回りの低下を意味し、
利回り狙いの投資家にとっては、困ったものだ。
少しづつ、今から資金を振り向け、時間分散で買うのが、
得策かもしれない。下げた時にも買えるよう資金を残しつつ。
Jリートへの投資は本来、投信を買うより自分で銘柄を選んでみるべきだ。
過剰な分配金を払い出すタイプのJリート毎月分配型
投信等では、長く保有していると基準価格が下がる一方だ。
元本まで分配金に回しているのだから。
また、投信は手数料、信託報酬も高い。
どうしても投信で、と言う方は、リートの配当を再投資する
無分配型なら、長期保有向きだ。
一方で、自分で銘柄を探せば、市場には平均利回り4%を越える
銘柄も多く存在するので、それらを自由に選べる。
それら複数の銘柄に分散投資し、年4%以上の高利回りを狙う
のが望ましい。
長期安定的な配当が、何よりのJリートの魅力。
配当の変動リスクが小さいので、長期複利投資で着実に
資産を作るのに最適な投資先だ。
「Jリートとは、100年人生の支え。」株メンター