東北沖の地震長期予測が発表された。
今後30年で、東北沖の海洋性地震の確率は、
マグネチュード9、東日本大震災クラスの
超巨大地震については、ほぼ0%とのことだが、
一方マグネチュード7クラスの地震は、
90%に及ぶエリアがあると発表された。
我が国は、先の震災を機に、完全に地震時代に入った。
東南海地震の可能性も指摘されている。
海洋性地震のひずみで、内陸断層型の局所直下型地震の
確率も場合によって上がることがありうる。
どこに住んでいでも、地震の備えは必要だ。
それでも、持ち家信仰に疑問を持たないのですか。
家自体が被害を免れても、周囲で液状化などが起これば
住宅価格は影響を受ける。
持ち家はローンを払えばおしまい、ではない。
自己の財産は何があっても死ぬまで守らねばならず、
そのためには膨大なコストがかかる。
そもそも、ライフステージにより、住みたい家の
サイズ、場所は変わる。
老後は、部屋数の多い持ち家は邪魔なのだ。
家を買い直すのは、物凄い無駄だ。
売買時、業者に値段を叩かれる。
だが、そうする人は、意外と少なくないのが現実だ。
家を保有するリスク、を十分考慮に入れ、
ライフプランを考える時代になっている。