経済・業績の悪化に逆行して、底堅い金融相場の株式市場。
一方、株の”不快な”上昇を尻目に、
好環境が続き極めて健全な上昇基調のJリート。
ファンダメンタルズ、つまり不動産賃貸市況は
オフィス、レジで極めて堅調。
懸念された物流の過剰供給も、首都圏は強い需要で
吸収しつつある。
不動産価格は今後下落に向かう(上がらない)と考えるが、
賃貸市況のテナント需給は、以下の3構造要因が支えだ。
価格に連動して即悪化することはないとみる。
・オフィス:人手不足や働き方改革。
・レジ:賃貸マンション供給減と、首都圏人口流入。
・物流:WEB消費に伴う物流改革。
さらに、足元の米欧の金融政策転換は、”利回り商品”リートには、
ストレートに強力な追い風だ。米金利、昨日コラムの通りだ。
投資口の需給面でも、毎月分解型投信の売りが新規資金
の流入でオフセットされている。
東証REIT指数、今年に入ってからの直近高値は1860ポイント台。
今は目前の1850ポイント付近だが、なんかそろそろ、
上抜けそうな気がしませんか☺
(facebook、本日サイトダウン! facebookページへの当コラム転載が目下出来ません!)あ、出来ました。