2019地価公示が発表された。
国が調べた1月1日時点の地価調査、よって
市場の材料にはならないが、整理できる。
市場実勢には遅行する。
ドラッグストアとインバウンド需要が局部で
商業地と地方の地価を引上げた。局所バブル。
だがそれ以外は、ピークアウト感が強い。
銀座の最高地点(4丁目山野楽器)の上昇率は
2018年+9.9% → 2019年+3.1%に大きく鈍化。
不動産市況は最高地点の動きが市場を代表し牽引する。
来年は、公示地価でも前年比がマイナスとなるかもしれない。
Jリート各社の皆さん、今年前半までが最後の売り時。
物件入替はお早めに。
投資家の皆さん、物件を今年も高値でガンガン買い進む
リートには気を付けて下さい。
私がリート各社との個別ミーティングで再三伝えたのは、
「物件の高い簿価は、生涯リートを苦しめる」ということ。
高値買いを諫めるため、何度言ったか・・・
今となっては懐かしいです。