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質への逃避(flight to quality)

あ”-、花粉症がぁー、脳死しそうです(笑)。

寝坊し、まだ、モウロウ状態。

 

昨日言葉を紹介した

質への逃避(flight to quality)について

今日はもう少し付言します。

重要な転換期(あるいはFRBの作り出した

ミスリードなのかもしれませんが)に際して。

 

先週木曜までは、

「世界の景気減速は一時的、が

当局は金融引締め停止に転換、よって

金融相場で株価上昇」

でした。

 

しかし金曜日は、

欧米の足元3月の悪い景況感を受け

「金融政策を変えて株価は戻ったが、

足元景気は米欧で本格的に減速を始めており

先行きが懸念される。

だから株価は下落し、売った資金等が

リスク回避で債券市場に流れ、

債券価格上昇=金利低下 となった」

と変わりました。

 

質への逃避(flight to quality)とは、

リスク回避で株等リスク資産から債券市場に

資金が流れ金利が下がる状況を指す言葉。

 

景気まあまあ&金利低下で株上昇、が

景気後退懸念&株安、で金利も低下、に変わった。

 

金利低下と株安が同時に起こり、

金利裁定が働かない状況です。

 

この転換は、今後の市場認識のスタンダード

となるのか、あるいは、昨日一日のことなのか。

FRBがあまりにハト派的な態度なので、市場が

過度に警戒する一時的な動きなのか。

 

景況の悪化を、私は警戒してます。

 

さらに株が下がったら、さてトランプがどうしますか。