以前よく聞かれました。
「やはりプロの所には、オイシイ情報が来るんでしょうね?」
いいえ。
これだけ情報の溢れる時代、誰でもコストを掛けず
情報にアクセスできる時代、プロにだけおいしい情報が
流れてくる、ということなどありません。
少なくとも私の場合はそうでした。
「オイシイ情報はいつも、皆さんの目の前を通り過ぎている。」
これは間違いないです。
多くの場合、目の前の情報の価値に気づかないのです。
自分の問題です。
肝心なのは『何が大事で何が大事でないか』見分ける力。
100の情報から1~2つしかないオイシイ、を拾う力。
1基礎を学び、あてになるものを探し、その上で
2洞察→連想&先読み→判断 のプロセスをを繰り返す。
(連想&先読み:あれがあーなって、それがそーなったら、
将来これはきっとこーなる、と考えをつなげて先を読むこと。
あれ・それ・これの関係等を理解していることが必要)
3学んだ1の基礎を現実の理解に応用して、2で得た
判断の正否から学ぶ。
この1~3のプロセスで、
『何が大事で何が大事でないか』見分ける力
が身につくように思います。時間はかかります。
そういえば、FM人生の中で、
『何が大事で何が大事でないか』、瞬間的に見分ける力を
磨くよう、徹底して鍛えられた感があります。
というか、仕事上そうせざるを得なかったのです。
開示情報が発表された瞬間に、事の重大性を理解できれば
即座に投資行動に移せますから。
まだ私も、引き続き勉強中です。皆さんも頑張って下さい。