「これからの進歩は、technologyとLIBERAL ARTSの交差点で生じる」
とは、スティーブ・ジョブズ(アップル創始者)の言葉。
LIBERAL ARTS:
幅広い知見、専門外のアイデア。雑学。
すぐには役に立たない学問のこと。ブロードな知見。
具体的には、自由7科(文法学・修辞学・論理学の3学、
および算術・幾何・天文学・音楽の4科)のことだそう。(Wikipedia)
専門家に最も必要な知識とは、実は専門外の広い知識ではないでしょうか。
専門家が最もすべきことは、専門外の世界に飛び出すことではないでしょうか。
専門の知識を専門外の分野で応用できたりすると
大発見につながったりブレイクスルーが起きたりする。
各々の専門分野を越えて、
学際、業際を飛び越えて、発想し行動することが
物凄い価値、飛躍を産むと思います。個人でも企業でも。
ジョブズは日本人の僧侶を師と仰ぎ、座禅を組み瞑想し、
仏教の倫理観を学びました。
彼は普段の世界を軽々と飛び越え、異質な世界に入り、
異質を取り込むことができたのでしょう。
投資の世界で、専門家が理路整然と間違えるのも、
専門外のLIBERAL ARTSに欠け、理屈の通り市場は動く
べきだ、と決めつけ考えるからでしょう。
専門家ほど、専門の世界が楽なので、そこから出ようとしない。
最近アウトプットばかりに偏りがちな私。
自身のLIBERAL ARTSの幅をさらに拡げたいです。
知識のインプットも、も少しキチンとしたい今日この頃。
皆さん、いかが。同じ世界に安住、してませんか。
違う所へ出て、違うことを知る、も大切です。