「待つは仁」:焦らずじっくり待て。
相場格言のなかで個人的に最も重い言葉の1つ。
自身にとって最も難しいことだからだ。
待てない、待ちきれない。
動き出すのが、乗せるのが、早過ぎる。
思っているのに手が動かず市場が動いて
機を逃すのが嫌なのだ。
かのジム・ロジャーズは
「実は、”待てる”ことも、投資家に必要な資質の一つである。
投資家に必要なのは、ほとんどの場合”何もしない”ことなのだ。」
と喝破している。
(著書「お金の流れで読む日本と世界の未来」p201より)
待ちきれないとき、どうすれば、待てるようになるのか。
なかなか答がみつからない。
前のめりの姿勢を直し、心を閑かにする必要があるのだろう。
また、機を見るに敏 というが、価格より時間のことを
より学ぶ必要があるのかもしれない。