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今を生きる、懸命に

過去にとらわれず、今を生きる。

 

出来ないから、頑張る。

達していないから、もがく。

 

必死に生きているプロセス、に

最も価値があるように思う。

最中、に生きがいを感じる。

 

ファンドマネージャー(FM)になることを

目指し、最初、10年弱で転職した。

FMの夢であった、1000億円規模の

大型ファンドを預かることができた。

また思いがけず、業界最高のアワードで

最優秀賞を獲ることもできた。

 

達成感があったと同時に、次の大きな目標が無くなり

やり切った感、を感じるようになった。

 

『みるべきものは、みつ』

小椋佳が50歳の頃、銀行員としてそう感じ、

行員として成功していたが辞めたと

述懐していた。(私の履歴書)

 

私も、辞める前から、これに近いものがあった。

 

三浦知良 カズは、金曜連載「サッカー人として」(日経)で、

『実績、功績などはすぐに忘れ去られる薄っぺらいものだ。

代わりに僕のそばに常にあったのは、危機感でしかない。

過去が膨らんでいく年頃になるほど、それを輝かせるのは

未来なのだとより強く感じるようになった。

だからこそ、あらんかぎり今を頑張るのだと。』

と書いている。カズ、文を書けるしうまい。頭がいい。

ずっと連載を読んでいる。

 

MITメディアラボ所長、伊藤穣一も、TEDで

Futurist(フューチャリスト)ではなく、

”Nowist ナウイスト”(彼の造語)になることを

勧めている。

 

そういえば、何より多くのお坊さんが、説いていますよね。

「過去は変えられない。未来を気にし過ぎても、くよくよするだけ。

だから目の前の事に集中せよ、今を懸命に生きよ」と。

 

その通り。