トランプの再選戦略で始まった関税戦争。
米中が関税の応酬。
またメキシコへの関税には米商工会議所も
激怒しているとの報道もある。
しかし、影響(とばっちり)を受けるのは、
残念ながら、我が日本企業ではないか。
最大の被害者、かもしれない。
米中に進出する多くの日本のグローバル企業にとって
関税は痛手が大きいばかりでなく、
米中の景気減速はそもそも世界的需要減退につながり打撃だ。
また、メキシコはグローバル日本企業にとって、
対北米ビジネスのキモといえる一大拠点。
人件費の安いメキシコにまず進出し、アメリカ、
そしてカナダへも輸出する企業も多いと聞く。
米が関税をかける中・メキシコは、
グローバル日本企業のアキレス腱。
日本の輸出企業・グローバル企業を、
トランプ関税が直撃することになる。
さらに、貿易戦争が米金利低下を招き
為替が円高に傾く。
日本の輸出産業にはダブル・トリプルパンチだ。
日本株は割安なのだが、円高が進めば、下値模索
の理由が新たに生まれる。