先ほどトランプが、メキシコの関税発動を「無期限」で見送るとツイッターで発表したそうだ。移民対応で進展があった模様。(8日9時過ぎ)
昨日は雇用統計も振るわず、金融緩和を期待し米株はさらに一段高。
さて、本日コラムだが、
NY連銀のデータで、米の景気後退確率、があるのを知った。米10年債と3か月物金利の長短金利差から推計するデータだ。
その確率は足元30%にまで上昇している。(6/4時点)
FRBのモデルだけに、シンプルだが注目度も高いはずだ。グラフを見ると、30%程度まで確率が上昇するとほぼ毎回景気後退(シャドー部)に陥っている。
米実質GDP成長率は、この1-3月は+3.2%だったが、足元のアトランタ連銀のGDPナウでは+1.5%成長に低下。
目先は株価は金融緩和期待で上向きだが、いつまで支えることができるか。本当の景気後退が来たら、緩和だけでは支えきれないだろう。