中国は着実に米国債売りを続け、金を買っている。当コラムで再三指摘してきた。
足元の米金利急低下=債券価格の急上昇、は
中国にとって絶好の利食い売りの好機。 中国は、貿易戦争で対米強硬姿勢を見せ、アメリカに金融緩和を促し自国株価を守り、かつ自国経済が債務バブル崩壊で大打撃を受けるのを上手に回避しているのか。
さらに、大量に保有する米国債を高値で売り抜け米国依存から脱却し、来るべき景気後退に対して唯一最高の防御資産、金を仕込んで備えているのか。
だとすれば、資産運用戦略としては、
極めて理にかなっている。上手い。
金はいよいよ高値更新!ドル安を背景に
ここ5年来の重いフタ、1300ドル台後半を
ついに突破!動き始める気配だ。(上図:金 月足10年)
我々の運用戦略としては、中国に乗るのも一案だ。