新興国の株価がすごいことになっている。アルゼンチン、ブラジル、インド、インドネシア、南アフリカの株価指数が皆、史上最高値付近か最高値更新中!これらは全て経常赤字の国々だ!ハイリスク国勢ぞろい。(左:アルゼンチンメルバル指数30年対数)
なぜか。米金利が低下するからだ。単純だ。
米金利低下・ドル安で、行き場の無い世界の巨額リスクマネーはアメリカから外へ出てゆく。今は世界的にみれば超リスクオンの相場とも言える。大きなリスクを抱えながらも、だ。
一方日本株は円高で思うように上がれない。しかし世界の株価には上昇圧力が働いている。ひとえに、アメリカの金融緩和への期待と超カネ余り、のためだ。
崩壊前の、壮大なバブル形成中?
弾ける前には、バブルはさらに大きく膨らむ、ということ?
日本株も、ドル安円高が一巡しリスクオン円安の勢いで
跳ね返せれば、上昇できるかもしれないが。
消費税増税も外人が日本株を売る理由だ。
G20後、7月選挙を前に、少し海外資金が戻らないか。
米金利が下げ止まるか、がポイントだ。