3日、米市場は半日取引ながら、
NYダウ、S&P500、NASDAQ、3指数が揃って
史上最高値を更新した。同時は久しぶりだ。
米金利の低下、そして欧も金融政策が利下げ方向で、
様々なリスクを金融相場が跳ね返している。
ファンダメンタルズの悪材料が、更なる金融緩和を
期待させる状況だ。
先日当コラムで紹介したが、
(2019年06月28日 - ハイリスク新興国株、最高値更新中)
今は世界的には超リスクオン相場。
日本だけ、円高で取り残されている。
この株価は、トランプにはもってこいの状況だ。
株価は彼の通信簿、下がれば民主党に攻撃される。
外交での強硬姿勢は、FRBに利下げをさせる、また金利の
下げ幅を大きくさせるため演出している彼の芝居ではないか。
米中がG20で一段落したら、すぐさま対欧の関税引上げ
を言い出した。
7月末FOMCで確実にFRBに利下げさせるため、
彼はあらゆることをするのだろう。
再選へ向け最も肝心な時期、米株は下がりにくい。
ただ、今月下旬の業績発表は関門だ。
下方修正が多く出ず、うまく越えられるか。