トルコで中央銀行総裁が更迭された。
エルドアン大統領、昨年から中央銀行に対立する
金融政策を声高に主張してきたが、
ついに、総裁をクビにしてしまった。
中央銀行の独立性が危ぶまれる異常事態だ。
金融政策が政治の道具になることほど、
マーケットにとって危険なことはない。
これを機に昨年夏以来のトルコリラ売り、
リラ債売りが再開するかもしれない。
とても安心して保有していられない。
トルコリラ債、やってる方、いませんか?
私は勧めていなかったですが。
こんなことも起きてしまう国です。
不確実性がどんなに高く、どんなに危険か。
この大統領は、通貨防衛の必要な危機的事態となっても
利上げして資金流出を止めるべき所を、逆に利下げせよと
言うような御仁です。
ところで、・・・
月末、もし万一利下げが無かったら、
米でも同じことが起きたりして(笑)。