東証リート指数、リーマンショック以来の高値を
昨日引け値ベースでついに突破!
本日、一時大台2000ポイントを越えて推移している。
2015、16年と打ち返された高値水準を、今後きちんと
越えて2000ポイント越えで推移できるか。
ザラ場高値は2015年に2005ポイント、があるので
そこを越えるか、も見どころだが、まあ投信からの売りも
大量にかさむ中、月央によく大台を突破したと思う。
要因はひとえに世界的金融緩和だ。
利回り商品リートの魅力だ。利回り格差4%はオイシ過ぎる。
海外緩和マネーが大挙流入して押し上げているはずだ。
あと、地銀等も値動きに追随して買っているのだろう。
また、日興鳥井氏によれば、足元もリート業績は堅調で
市場全体として年5%近い配当の成長が今期も見込めるようだ。
賃料上昇による業績好調が続いていることが最大の安心感だ。
今期は貿易摩擦等で上場企業の業績はこの先安心できない中、
この堅調な業績は出色で、ファンダメンタルズ面からも見直し買いが
継続する可能性もある。
まあ、高値なので大量の売りは嵩むだろう。
しかし、米欧の金融緩和姿勢が続くならば、リートのファンダメンタルズは
すぐに腰折れすることは想定しづらいので、堅調地合いは続く可能性がある。
正直、このタイミングで2000をよく抜けたな、と思う。
世界に溢れまくるリスクマネーのおかげだろう。