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分水嶺

前掲グラフはNYダウ3年、トリプルトップを抜け、最高値更新中。

一方左図は日本、TOPIX3年。戻り天井が低くなる下げトレンド。足元では、円が弱い日でも上がれない日本株。

 

6月末~7月末は、世界の株価の分水嶺、のように感じている。

米株は、金融緩和で分水嶺を上抜けた。今後業績、景況がさらに悪化すれば、更なる緩和観測を呼びそうだ。

一方日本株は、他国の金融緩和効果を後ろ盾に、ダウントレンドを跳ね返し上昇したかったが、業績懸念、そして消費税への懸念もあるのか、市場が盛り上がらない。選挙前で動いても良さそうなタイミングだが、海外投資家から嫌われているようだ。

 

今は日米株価の差が拡大する分水嶺、でもあるのか。

 

出遅れ日本株は、業績発表を控えキャッチアップの機会を見いだせないようだ。