日本株、目先の買い材料に乏しい。
海外投資家に特に嫌われているのが消費税。
また、こんなタイミングで引き上げる間の悪さ。
まあ、引上げ再延期なら、国債が格下げされるかもしれず
やむを得ないかもしれない。
さらに足元4-6月期の業績発表も重しだ。
しかし、キャノンは下方修正後、下げたが下げ止まった。
また、大下方修正後上昇を続ける安川電機の株価は要注目だ。
業績悪化の株価への事前織込みが既に進んでいる印象だ。
米では、業績発表前の各社の下方修正発表が進んでいて、
4-6月は微減益予想だったが一転増益の可能性も出てきたとの
報道も今朝あった。(NHKBS)
不人気な日本株、日経平均のPBRは目下1.1倍以下(1.07倍)。
ただ、アベノミクス以降では1.0倍が下値のメドになっている。
2016年2月チャイナショック、2018年12月クリスマス暴落、
ともにピタリ1.0倍がボトムだ。(画)
今、1.0倍は日経平均で20060円レベル。
売りを仕掛ける側も、2万円付近までは売りにくい。
やはり、先週木曜の下げが気になる。21000円までだったか。
消費税・業績・円高、の悪材料を一旦出し尽くした、か?
先週末、日本株ショートを買い戻したのでは?
月末の米FOMCも、0.25%を下げた後はFRBは動きにくいのではないか。
意外に直後に日銀が動く可能性も0ではない。
FOMC後は米金利は落ち着く、つまり一旦円高圧力が和らぐ
可能性もあるのではないか。
日本株は下げたら買い、の域にある。