AIが資産運用の世界にも導入される。
AI、AIというが、恐らくAIは1つ、1種類ではなく、
色々な個性を持ち、機能分化するのではないか。
AIは自己学習もする。
学習の仕方により、個性が出てくるはずだ。
投資判断にもAI同士で違いが生じるはずだ。
すると当然、
AI同士が資産運用の世界で競争する時代になる。
一方で、異なる多数のAIが同時に同じ判断をし、マーケットを
激変させることは今後さらに起こるだろう。
AIの運用は、必ず人間の成果を凌駕するのか。
株価は人の気持ちで動く。気持ちは、定量評価しづらい。
無理に定量評価しても、不正確だろう。
アルゴリズムで必ずしも分析可能なことでは無い
ように思うのだが、これは人間の希望的観測、だろうか。
一般にAIは、創造的・想像的な作業では人間には叶わない、
人間を凌駕するのは難しいのでは、と言われている。
私は、投資の世界も似たようなセンスが求めれられると、
以前から感じている。
左脳的思考だけだとうまくゆかない。
右脳思考ができるFMの方が柔軟に対応できる、ということだ。
運用では「理路整然と間違える」ことがあるからだ。
AIは台頭するが、運用の世界で人間の入る余地が無くなる
ことはないと思っている。
FMも感性を磨くことが必須の時代、となるかもしれない。