大注目米FOMCは、パウエル議長は米0.25%利下げ後、静観の構えだ。
次の金融政策に方向感を示さなかった。
概ねイメージ通りだ。
うるさいトランプと市場に最大限忖度して、
FRBバランスシート縮小(量的引締め)の終了も
9月の当初予定を今回に前倒しした。
市場の反応は、事前に過度な緩和期待をし過ぎた株だけ大幅安。
一方でドルは、今後期待ほど緩和しないと見て上昇だ。
経済は堅調ということだ。
上昇のはずの金利は下落したが、BS縮小の終了、
つまり債券需給が早期に緩むことを見ているらしい。
要は、米の緩和期待が行き過ぎただけのことか。
アメリカの市場は、本当に身勝手に織り込んでいた、利下げ4回分までも。
マインドの支配力が強過ぎるのもバブリーな兆候だろう。
ただ、トレンドは世界的に、景気減速下の金融緩和時代、利下げ競争時代。
米景気は本当に堅調なので、今までのような緩和期待は後退し
米株価は高値波乱状態となるかもしれない。
代わって、他エリアの株価が相対的に米株にキャッチアップする
展開かもしれない。
日本株も、消費税が無ければ、遥かに大きく回復できるのだろうが。。