正直、読み間違えました<(_ _)>
ここまで物流施設のテナント需要が強いとは!
2018、19年の大量供給を受け、2017年の大阪圏に続いて
首都圏でも今年は需給バランスが崩れるものと思っていた。
過剰供給が問題となっていた圏央道エリアでも、
15%弱まで一時上昇した空率率は目下6月7.1%だそうだ(CBRE)。
首都圏空室率は全体では6月末2.7%、足元逆に一段と顕著に低下し、
過去最低となった。本当に、供給が需要を産む状態、のようだ。
このタイトさでは、賃上げがさらに進むことも間違いない。
「物流施設は継続的な賃料上昇を期待できない、してはいけない」
アセットとの認識が、
『中期的に賃料上昇を期待できる』アセット、と見方が変われば、
投資口価格のバリュエーションは、居場所が変わる。
物件のキャップレートが3%前半、とかに突っ込むのは
直観的にも許容しがたいが、一方で、投資口価格の利回りが
4%越えの時代から、例えば主力各社が3%台の時代へと
変化するかもしれない。
需給調整を警戒していた投資家が買えていない分、
物流リートにまだ妙味があろう。