英が2012年以来のGDPマイナス成長(速報値)となった。4-6月期で前期比ー0.2%。
ブレクジットの影響が本格的に経済に打撃を与え始めている。
昨年後半以降、出荷前倒しの動きが3月までにあり、その反動があるようだ。さらに、景気マインドも冷えてしまい、中長期の戦略拠点から英を外すグローバル企業の動きも出ているためもあろう。英ジョンソン首相は、ブレクジットの経済・企業の影響には関心が薄いそうだ。
さらに日経報道によると、ドイツも4-6月期のGDPがマイナスになるとの見方があるらしい。中核産業の自動車が中国の消費不振の影響を受けている。速報値は今週14日発表だそうだ。
景気後退とは一般に、GDPが2四半期連続でマイナス成長になることを指すが、正直日米欧の比較では、日本が最初に景気後退入りすると思っていた。
しかしこれでは欧の方が早い可能性がある。
・・・10月は厳しい月になるかもしれない。合意なくとも10月にはEUを離脱すると英首相は宣言している。また、日本では消費税導入だ。
ちなみに、€が110円割れになったら、欧旅行はいかが。(上:€円10年月足)
2011-12年来の好機! 私はこの時に行きました。
あ、ただ、合意なき離脱をしたら、英旅行は本当に危険だ
と思います。止めて下さい。
食料が無い、インフラがストップ、日本に帰れない、
など、十分起こり得ると私は思います。