米ISM製造業指数はついに50割れ。
好不調の境目を下回り一昨日は米株・米金利とも大きく下落した。
しかし日本株は底堅く、昨日は前日比プラスで引けた。良い傾向だ。
足元10日ではTOPIXが日経平均より好調だ。(先図)
中国の景気対策への期待が背景のようだ。素材系の銘柄が足元下げ止まっている。
そして逃亡犯条例撤回で香港株が急騰、英ジョンソン首相も
10月末の合意なき離脱を議会に阻止されそうで、ポンド急騰。
直近は日本市場から売り崩す主体が消えているように見える。
海外投資家も、史上最高値付近で業績に不安のある米株や新興国株は買いたくないが、一方で低金利下PBR1倍で下値不安に乏しい日本株を売っても仕方がない、ということか。
日本株、今後も下落時に米株離れできることを期待したい。
積年の願いだ。
今後10年でも、そうなればと期待している。
割高な米株は大調整の一方で、割安な日本株は調整小幅で底堅い、という形だ。