FOMCでは ”今年利下げもう無い” の意向のFRB理事が10人/17人。
米利下げは終わり?かも。
利下げ継続を望む市場とは大きなズレが生じている。
FRB、ECBを受け市場も荒れず、今回日銀は動く必要がなかった。
昨日の米市場は気迷い。10年債は動けず、株は上値が重い。
しかし、ここで10年債金利が低下してゆかないだけでも、
重要な意味があるように思う。
再三当コラムで指摘している通り、
米金利は1.5%割れで長期トリプルボトムを形成したかもしれない。(図)
利下げしても年内あと1回でそこで打ち止め、なら金利は下抜けしないのではないか。
すると、トレンドとしては、米株は上値が重く、為替はドル高円安、
そして日本株は米株安の影響を受けながらも円安でバリュー系を中心にしっかり、となる。Jリートは底堅いものの大きな上値を期待しにくくなる。
米市場の気迷いの行方が今後を決める。
毎日のように言うが、決め手は米10年債。