GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が今後
外債投資に積極化、との日経報道。
こんなことが動く前に報道されるとは、聞いたことが無い。
160兆円の日本一の投資家が、これから何をするか、
わざわざ日経にリークした。
メディアに漏らしていること自体が不自然だ。
さらに、なぜ今日報道されているのか。
国債がマイナス金利だから外債へなどと、なぜ今頃になって・・・。
ずっと前から日本国債への投資など意味ない。
本日は消費税引き上げの日。
このアナウンス自体が、ある種の景気対策かもしれない。
大手機関投資家(年金・生保等)の外債投資は円安要因だ。
円を売って海外資産を購入する。
今夏、105円を越えて大きく円高に進まなかったのも
この機関投資家の海外買い円売りが一因と言われる。
既にGPIFが夏から動いていた可能性もある。
またこの動きは、政府・日銀と平仄を合わせた動きにも感じられる。
これから景気対策、金融緩和で景気浮揚・円安を狙う動きに合わせ、
それを後押しする狙いがあるのではないか。
日本株にフォローの風が吹いている。