米紙によると、4-6月期の米商業用産不動産は
2013年来の売り越しに転じたそうだ。
欧、カナダ、中の投資家等がドル高を理由に
売ったそうだが、やはり不動産は世界的に転機を迎えつつあるとの印象だ。
買い手の資金が景況悪化で続かないためだろう。
シェアオフィス「ウィーワーク」のIPOは延期となった。
上場前の企業価値が過大に評価されていたことが原因のようだ。
CEOに権力が集中し過ぎるガバナンス体質も問題視された。
ソフトバンクが同社に大量に資金を提供し、同社が高値で
オフィスを買い漁り(借上げ)値段を吊り上げ、転貸する、
という構図が崩れつつある。
シェアオフィスビジネス自体がバブルを作り上げ、しかし
資金が回らなくなりつつあるのだ。
不動産市況にもソフトバンクにも痛手だ。
察するにSBは10兆円ファンドの資金力で、
他にもこのような事例が今後生じるのではないか。
SBのファンドバブルも早晩弾けるのではないか。
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世界の中心、米の不動産市況が一段と怪しくなってきた。
価格が上がり過ぎ、資金の出し手が細る。
今後はレンダー(銀行等)の態度がさらに厳しくなろう。
不動産融資が止まり始める。
世界的に、不動産は売りだ。