先週木曜の安川電機の業績発表。
迫力ある下方修正だった。
今期通期純利益予想は350→190億円と半分以下に修正。
ただ為替前提を保守的に見直した影響もある。
ドル円110→105円、ユーロ円125→120円に修正。
中国景気の減速等で、本格回復は来期との見通しだ。
しかし、金曜の株価は、寄りで前日比3%以上下落した後、
引けは0.7%安と下げ止まっている。
さらに時間外の海外市場では上昇した。
業績は厳しいが、株価はそれを織り込んでいるようだ。
この値動きの、市場全体への示唆は大きい。
これなら、大きな下値はなさそうだ。
今後3、9月決算の発表が今月末から始まるが、
各社の業績は恐らく下方修正が連続しよう。
ただ、極端な下方修正でなければ、株価には厳しい見通しが
既にかなり織り込まれていそうだ。