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運用会社の将来

英コンサル会社、PwCの予想する、世界全体の資産運用残高と、運用会社の受け取る信託報酬の将来予想によると、2025年に向けて残高は増加を続けるが(左図)、一方で信託報酬は減少する見通しだ。(前図、日経より)

つまり、運用会社は売れても儲からなくなる。

購入時の手数料がゼロの投信が多く発売される時代となった。資産運用の世界も厳しさを増している。

 

運用会社の激しい淘汰は必至の状況だ。

日本では、何社残るのか。今後5年10年で、業界は激変する。

 

20年前に私は年金運用で信託・生保の受託が減る世界を体験し、投信の世界に活路を見出したが、投信の世界も、年金運用の経験した厳しい時代に入った。

 

もちろん、個人投資家には朗報だ。 今後多くの投信の手数料が低下するだろう。

 

若者よ、就活で金融業は避けるべし。

フィンテックの浸透も加速し、運用会社のみならず金融全般で人員リストラの嵐が今後10年続く。大企業ほど前向きな仕事はさせてもらえない。