株価の動きに追随するように、足元半導体等の電子部品の回復が見られるようになってきた。半導体等電子部品の輸出額が、足元9月データでプラス転換、約1年ぶりだ。（前図）
また先週17日発表された台湾の半導体受託製造大手TSMCの7-9月期決算（左図）は、1-3月期を底に業績回復が鮮明で、設備投資も大幅増額修正したそうだ。同社CEOによると、5G向け半導体需要が中国で想定外に急増しているとのこと。日本からは見えにくい部分だ。アップルの新型iPhone向けだけではない。
日本のお家芸、電子部品・半導体の厳しかった市況の復調に確かな証拠が出始めてきた。関連銘柄にはプラスだろう。